日本は今まで海外との交流がそれほど深くありませんでした。
国としては輸出大国ではありましたが個人で見た場合には、外国人と交流をする機会というのはないに等しいレベルです。
それが近年になって国際化が叫ばれるようになり、オリンピックも開催されることから個人であっても外国人に対応をすることができるだけの能力が求められるようになりつつあります。
それは整体院も同様で外国人利用者も増えて来ているだけに、旧態依然のやり方では許されなくなっています。
言葉の壁は高い
目黒にある整体院の中には外国人にも対応をしているところがあるのですが、そこで問題となるのはやはり言葉の壁です。
基本的にこのような場所に来る外国人ともなればそれなりに日本語が話すことができますし、スタッフも外国人に対応をしているだけに簡単な英語ぐらいであれば話すことはできます。
それでも微妙な言葉のニュアンスというのは伝わりにくいものですし、特に整体のような一般人が知識を持っているわけでないものでは、日本人相手に説明をするのも難しい所、それが外国人になるとなおさら大変だと言えるでしょう。
非常に大変な中ではるばる遠い国からやってきた人を受け入れるという姿勢はとても素晴らしいものですし、整体の良さを海外の人達に伝えることができているわけですから、このような試みは称賛されるべき事柄だと言えます。
業種的にも日本人向けのように思えるものですが、それだからこそ外国からやってきた人を受け入れる価値は大きいものです。
2020年に向けて整体院も改革中
整体院は今までは日本人だけを相手にすればいいと考える人も少なくありませんでしたが、2020年にオリンピックが開催をされることを考えると、それだけで十分というわけではなくなってきました。
特に年々外国から日本に訪れる人の数は急増しているため、整体院であっても国際化に対応をしなければならない時代に来ています。
どのような業種であっても言えることでしょうが、競争は非常に激しい世界だけに今までどおり日本人だけ相手をしていれば良いという考えでは、あっという間に厳しい競争の波に飲まれてしまうことになるのです。
それだけに危機感を持って改革に挑んでいる整体院も数多くあり、旧態依然のあり方が日に日に変わりつつあります。
改革というのは一日にしてできるものではありませんから、今は試行錯誤のときではありますが、この時期を乗り越えることができれば、業界全体が一段レベルアップをすることになり、整体に対する注目も高まることでしょう。